亡くなった夫に会いたい…死んだ人に会う方法

2013年、世界一愛する夫と死別。夢でもいい、霊でもいい。幻覚でもいい。何としてでも夫に会いたい。30歳未亡人のブログ。

失う恐怖を味わうくらいなら初めからいらない。幸せも。

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実は今日3月28日は、わたしの誕生日。

3年前の今日、夫にエンゲージリングをプレゼントされた。
これからの未来を疑いもせず信じて、本当に幸せだった。

でも、夫はいない。
包み込むように優しくハグしてくれた夫はもういない。


夢だったのだろうか。幻想だったのだろうか。
でも指輪は確かにここにある。
あれからもずっと左手の薬指にはめたまま。

今が夢の中なのだろうか。
本当は死んだのはわたしの方で、わたしのほうが目が覚めないままなのだろうか。
現実世界で夫の癌は根治していて、夫が眠ったままのわたしを看病しているのかもしれない。
じゃあ夢から醒めるのはいつ?
夢なら早く。醒めて。

こんな私にも誕生日プレゼントをくれる友人がいるらしい。
そして何がほしいか聞かれた。

欲しいものなんてない。

モノなら壊れたり無くしたりしても、また買えばいっかという程度のモノが欲しい。

失う恐怖を味わうくらいなら、初めからいらない。
絶望を回避できるのなら、もう幸せなんかなくてもいい。


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