亡くなった夫に会いたい…死んだ人に会う方法

2013年、世界一愛する夫と死別。夢でもいい、霊でもいい。幻覚でもいい。何としてでも夫に会いたい。30歳未亡人のブログ。

私の中の夫を消して欲しいという義母の望みと、私たち夫婦の再会のために①

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(日中の写真は坊主頭が恥ずかしいと帽子を欠かさなかった夫が帽子なしで写っていたため
 夜に撮影した写真を載せました。)

以前の日記に書いた、義母の望みを真剣に考えていた。
(義母から「あなたが息子のことを思い出すことすら不快だ」と言われた私)

1日中ぐるぐると考えるようになった。
わたしの中の夫を消してほしいと願っている義母がいる。。
遺品は誰にも渡さないと夫の生前使っていたものはほとんど義母のものとなり
わたしにはもう記憶しか残されていないのに。

あの頃は本当に病んでいたのかもしれない。
私は夫が最期に入院していた病院、がんセンター東病院にいました。

緩和病棟側の門の入り口に腰を掛けました。夫がよく座っていた場所。
7月の暑い日差しをよけれるちょうどいい木陰に、わたしたちは毎日のように来ていました。
会話するでもなく、ふたりでぼーっとしていた。
目の前の道路の行き交う車や、頻繁に通るバスを眺めて。
あの頃と景色はさほど変わらない。ちょっと肌寒くなっていただけ。

「だいぶ涼しくなったね。」

返事はなかった。

わたしは、これから自分がやることをはっきりと理解しているつもりだった。
なのに涙は一粒も流れない。視界が滲むことすらなかった。

その後、計画を実行するために夫と一緒に過ごした個室を偵察しにいくために中庭に入った。
ここも夫と一緒に散歩した道。
(がんセンター東の緩和病棟は窓が大きく中庭に面しています)
でももうすぐ会える。

緩和病棟の看護師さんはほとんど顔見知りのためみつからないように。
義家族へ連絡がいかないように手紙を所持。ケータイに入っている義家族の電話番号も消去。

そして夫の個室が空室か確認する。

勢いで、やると決めたわけじゃない。

(後日つづきをかきます)


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