(夫)ちゃん、もう、死んじゃってるよ・・・?」夫に伝えました。
今日はふたりきりだった。
いつも義母だったり他の人がいるんだけど。
ふたりきりなのは、久しぶり。
近づくとあの安心感に満たされる。
やっぱり私、この人のこと大好きだなぁ。こんなに会えなくても好きな気持ちは変わらない。
でも、また、私は気づいてしまった。
夫は既に亡くなっていことを。
夫の顔を覗きこんで、確認する。
いつもの横顔も、肌の質感も顔の作りも細部まで・・・すごくリアル。
並行世界のひとつで、ここ「も」現実なのかもしれない。
でも私の現実はここじゃない。
だって私の世界では、夫は既に亡くなってるから。
気づいても、いつも他に誰かがいて聞けなかったけど
今日はふたりきりだったから、聞いてみた。
「(夫)ちゃん、もう、死んじゃってるよ・・・?知ってる?」
夫は少し微笑むだけで何も答えてくれなかった。
ここで目が覚めてしまった。
続きを確かめたくてメモをとらずにすぐに2度寝したので、忘れてしまった部分も多いけど
夫が生きている世界の夫自身も、きっと気づいてた。